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「なりきりネタなんでもあり板」で日々プレイされている「TRPGスレ」のレビューブログです。 TRPGスレについてはhttp://www43.atwiki.jp/narikiriitatrpg/pages/56.html参照

2024年10月15日 (Tue)
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2012年08月13日 (Mon)
Q お盆休みとはなんだったのか?
A 電車が空いてて通勤が楽になるよ、やったね!
 
こんばんわ。
コミケにいかなくなって何年経ったことでしょうか。
最近は委託販売をしてくれるサークルさんが多いので私のような地方住民にはありがたい限りです。
昔は大手さんでもなかなか委託まではやってくれないところもいて、そういうところの本を手に入れるには
郵便販売かオンリーかまんだらけに中古が出回るのを待つしかないといった具合でした。
でも薄い本って、なんとなく中古で買いたくありませんよね。
近年はブックオフなどでも取り扱っているようですが。
 
というわけでお盆休み、少ない休日を更に私事に擦り減らされる私です。
先人お二人のブログ様も軒並み更新が停滞しているのはやはり盆休みだからでしょうか。
今回はレビューを予定していたのですが、よく考えたら既読のスレをほとんど紹介し終えてしまっているので、
新しい完結済みのスレに手を出してみようと、ジョジョスレを読んでいます。
またかねてよりROMってい学園スレが先日終了したとの報を聞きましたので、これもレビューしたいと思います。
予定としては、レビューの派生として各スレのラスボスの分析なんかもやってみたいです。
ジョジョスレを読み始めたのも、ファンタジアというラスボスが非常に良いキャラだったと聞きましたので。
 
今回は、PL向け創作論ということで、会話文の作り方について語ります。
会話文。つまりキャラクターを構成する上でこの上なく重要なものである、『セリフ』を入れるシーンです。
この会話シーンで、キャラに喋らせるのが苦手、何を喋らせたらいいかわからないといったお悩みをよく耳にします。
キャラを表現するうえでほとんど不可欠な「セリフ」ですが、それ故にハードルも高いようです。
 
ここでは、特に難しいことを考えずに会話文の雛形が作成できるようにしたいと思います。
その雛形に沿って、自キャラの口調、思想、信条などを加味して肉付けしていけば、楽に会話文がつくれるかと。
そもそも、会話する相手は同僚だったりNPCだったりしますが、会話の目的とは何か。
 
ぱっと思いつくものだけでも色々あります。
設定や世界観の補足、キャラの性格や考えを表現するためのやり取り、レスに華を添えるための掛け合い・・・
会話というシーンを挿入する以上、そこには必ず何らかの目的があります。
まずは読み手に何を伝えたいか、どこをゴールにして会話シーンを作りたいのかを考えていくところから始めましょう。
 
さて、セリフ関連で多くの創作者が頭を悩ませてきたものの一つに「説明ゼリフ」があります。
これは読んで字のごとく、説明したい事柄をセリフの中に詰め込みすぎて、不自然なほど冗長になってしまったセリフのことです。
特に、物語の序盤で、重要な設定を出したいけどタイミングがこの瞬間しかないというときに陥りがちなパターンであります。
 
この説明ゼリフをどのようにして違和感なく仕上げるかという命題は、かねてより多くのファンタジー系筆士が挑戦してきました。
私も筆士の端くれとして考えた方法があるのでご紹介します。
簡単に言えばそれは、「セリフで全部説明し切らないこと」。
当たり前のように聞こえますが、じゃあセリフ以外のどこで説明するんだと言われると、意外に返答に窮するものです。
特に、根幹の設定について無知な主人公が、他のキャラから教えてもらうという形で設定を知るというスタイルの場合。
これは異能バトル系や異世界異邦系、一人称の作品などに多く見られるケースですが、情報の出処が他のキャラに絞られている以上、
地の文で詳しく説明するわけにはいかないというのがネックです。
 
こういう場合、説明は全てキャラクターの口から言ってもらわないと話が進まないわけですが、
必要な全ての内容を喋らせることになるとかなり不自然な仕上がりになります。
こういうときどうするか、私はインタビュー形式にするよう心がけています。
 
 
 
A「私達は魔法少女です。魔法少女というのは魔法を使い、魔法核という魔力の源を奪い合う戦いをする者達のことで、
    悪魔と契約して途中で離脱することの許されない死体も残らない過酷で残酷な戦いを日夜強いられているのです」
 
ちょっと極端ですが、必要な情報を全て詰め込むとこんな感じになってしまいます。
セリフをいくつかに分けても、それはそれで一方的なセリフの攻勢になってしまうので、ちょっとおかしな感じですね。
少し弄ってこうしてみましょう。
 
A「私達は魔法少女です」
 
B「魔法少女?」
 
A「魔法核という魔力の源をめぐって、殺し合いを繰り広げる者たちのことです。これが見えますか」
 
B「何か光って・・・これが魔法核?」
 
A「そう。魔法少女達は悪魔と契約してこれを得ます。他の魔法少女達も同様に」
 
B「でも、殺し合いなんて。危ないからやめようよAちゃん!」
 
A「いいえ、やめることはできません。放っておいても他の魔法少女達が嗅ぎつけて襲ってきますから」
 
 
といった具合に、『意図的に不完全な情報を出し』、『相手に情報不足を突っ込ませる』こと。
インタビューの様相を呈していますが、話の流れを工夫すれば違和感なく必要な情報を読み手に伝えられます。
この方法で重要なのは、『説明過多』よりも『説明不足』のほうが良いということです。
人間は一度にたくさんの情報を教えられると処理しきれずに聞き流してしまいますが、
中途半端に情報を見せられると、その不完全さにいらいらして、完全な方法を得ようとする心理作用があります。
いわゆる『焦らし』という概念ですね。
 
ことほど作用に、会話文を飽きさせずに長持ちさせる秘訣は、『興味を持たせる餌をちりばめる』ということ。
私も実践にはいたっていませんが、これを会得すれば必ずしや大きな武器になるはずです。
ご清聴ありがとうございました。
 

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